100〜2000MHzの広帯域受信を、
固定設置の1本で。
HIDAKA VS2000Nは、航空無線、業務無線、アマチュア無線、広帯域受信機、スキャナー、SDRなどに対応する日本製ディスコーンアンテナです。
特定の1バンドに同調させるアンテナではなく、VHF・UHF帯の複数周波数を継続的に受信・監視する設備に適した構成です。
VS2000Nの位置づけ
VS2000Nは、100〜2000MHzの広帯域受信に加え、対応するアマチュア無線帯では最大入力100W(FM)での送信にも対応します。受信を中心としながら、必要に応じてアマチュア無線の送信設備にも組み込めるアンテナです。
アンテナ本体だけでなく、15m同軸ケーブル、支持パイプ、取付金具まで付属します。設置用マストや防水・接地用品を別途用意することで、固定設置を進められる構成です。
VS2000N設置イメージ。設置用マスト、支線、防水・接地用品などは設置環境に応じて別途必要です。
対応する主な受信・運用用途
航空無線・エアバンド
空港周辺、航空路など、VHF・UHF航空無線の受信環境に。
業務用モニター設備
業務無線を含む各種VHF・UHF通信の受信・監視設備に。
アマチュア無線
広帯域受信と、対応するアマチュア無線帯での送信に。
広帯域受信機・SDR
複数周波数帯を切り替えて受信するスキャナーやSDR設備に。
※実際の受信状態は、設置場所、アンテナ高、周辺建物、地形、使用する受信機、同軸ケーブルの損失などによって変化します。
VS2000NとVS3000の選び分け
VS2000NとVS3000は、いずれも業務用モニター設備を含む多数の使用実績を持つHIDAKA製ディスコーンアンテナです。両機種は単純な上位・下位の関係ではなく、必要な周波数範囲、設置寸法、マスト径、同軸ケーブルの選び方によって使い分けます。
VS2000N
受信範囲:100〜2000MHz
全長:約1.04m
コーン最下部直径:約0.63m
重量:約1.09kg
適合マスト径:約25〜54mm
同軸ケーブル:15m付属
100〜2000MHzを中心に、付属ケーブルを使って受信設備をまとめたい場合や、設置時の最大径を約63cmに抑えたい場合に適しています。
VS3000
受信範囲:100〜3000MHz
全長:約0.73m
コーン最下部直径:約0.84m
重量:約0.72kg
適合マスト径:約38〜54mm
同軸ケーブル:付属しません
3GHz帯までの受信や2.4GHz帯を含む対応アマチュア無線帯の運用を重視し、設置場所に合わせて同軸ケーブルを選定する場合に適しています。
両機種が市場で共存する理由
VS2000Nは「15mケーブルを含む設置構成と約63cmの最大径」、VS3000は「3GHzまでの周波数範囲と軽量・短尺構造」が主な選択軸です。優劣ではなく、受信対象と設置条件に適した機種を選ぶことが重要です。
HIDAKA VS3000の仕様を確認する
屋外設置を考慮した構造
ステンレス製エレメント
上部エレメント12本と垂直エレメント1本、下部コーンエレメント8本で構成されています。
切削加工アンテナベース
アンテナベースはブラス丸棒から切削加工されています。
N型ジャック・50Ω
屋外用アンテナや業務用無線設備でも広く使われるN型ジャックを採用しています。
耐風速50m/s
アンテナ単体の構造上の耐風速です。設置設備全体の安全性は、マスト、取付金具、支線、建物側の強度を含めて判断してください。
713G-DAから受け継いだ設計
VS2000Nは、業務用途を含む各種受信設備で使用されてきた713G-DAの発展型です。広帯域特性だけでなく、エレメント構成、給電部、取付機構、屋外設置時の機械的な強度を含めて設計されています。
付属品と別途必要なもの
製品に付属
・VS2000Nアンテナ本体
・15m同軸ケーブル RG-58A/U(NP-MP)
・支持パイプ
・マスト取付金具
・取扱説明書
設置環境に応じて別途用意
・設置用マスト
・支線および固定用品
・自己融着テープなどの防水用品
・接地、避雷用品
・必要に応じた接栓変換アダプター
※付属ケーブルの受信機側はM型プラグです。受信機のアンテナ端子がBNC型、SMA型などの場合は、端子形状に合った変換アダプターが必要です。
VS2000N 放射パターン測定例
125MHz、145MHz、435MHz、1280MHzにおける放射パターン測定例です。周波数による指向特性の変化を、設置・運用検討時の技術資料として確認できます。
VS2000N 放射パターン測定例
製品仕様
対応するアマチュア無線帯で送信可能
最大入力100W(FM)
ご購入・設置前にご確認ください
・設置用マストは付属しません。適合マスト径は約25〜54mmです。
・屋外のコネクター接続部には、自己融着テープなどによる確実な防水処理が必要です。
・接地および落雷・誘導雷への対策は、設置環境に応じて行ってください。
・高所や屋根上への設置は、専門のアンテナ工事業者へご依頼ください。
・送信時は、使用周波数でSWRを測定し、無線局免許および運用条件に従ってください。
100MHz未満の受信を重視する場合
VS2000Nの公称受信範囲は100〜2000MHzです。長波・中波・短波など100MHz未満の受信を主目的とする場合は、受信周波数に合わせたアンテナを選択してください。
30kHz〜2000MHzを受信専用でカバー
BCLからVHF・UHF帯までを対象とする受信専用アンテナです。
AOR SA7000を見る
会員ステージ割引あり
ApexRadio DIRECT会員は、会員ステージに応じた割引をご利用いただけます。
HIDAKA VS2000N Discone Antenna
The HIDAKA VS2000N is a Japanese-made fixed-installation discone antenna covering 100 to 2000 MHz for wideband reception. It is suitable for airband monitoring, radio scanners, SDR receivers, amateur radio and professional monitoring installations.
The antenna employs stainless-steel elements, a machined brass antenna base and an N-type female connector. A 15 m RG-58A/U coaxial cable with N-type and PL-259 plugs, a support pipe and mounting hardware are included. The installation mast is not included.
Transmission is possible on specified amateur radio bands with a maximum input of 100 watts FM. Operation must comply with applicable radio regulations, licensing requirements and measured SWR conditions.
The VS2000N and VS3000 both have established use in professional monitoring installations. The VS2000N includes a 15 m coaxial cable and has an approximate maximum installed diameter of 0.63 m. The VS3000 extends reception to 3000 MHz and allows the operator to select a coaxial cable for the installation.
For international product, distribution or technical inquiries, please contact ApexRadio, Inc. in Tokyo, Japan.